

業務改善をしたい時に便利なITツールとして、「タイムプリズム」が挙げられます。
タイムプリズムは工程ごとの作業時間のデータを集めたりそれを分析するのに役立つツールで、比較的簡単に扱えることが優れています。
会社で業務の効率化や生産性の向上を目指す場合、現状の作業のやり方に無駄な点がないかを分析して改善を試みることが必要です。
しかし、作業内容の無駄を見つけたりやり方を変えようと思った時に、現場で作業している人を観察して効果的な方法を探すのは大変でしょう。
それに対して、タイムプリズムを導入すれば、作業をしている映像を取り込んでスロー再生やコマ送りなどを使用し、動作の確認やそれぞれにかかっている時間などを把握しやすいことがメリットになります。
タイムプリズムには、作業要素表や複数サイクルグラフなどを自動で作成する機能も付いており、標準作業組み合わせ票が作業分析データから簡単に作れる機能は色々な条件でシミュレーションをするのに役立ちます。
また、これには映像から静止画像を作ったり映像をスライドショーで再生する機能などもあるので、会議やプレゼンの時にも便利に使えるのが魅力です。
業務改善ができれば、作業の無駄を減らして働いている人たちがよりスムーズに動けるようになったり、光熱費などのコストが削減できる可能性があります。
タイムプリズムを使って作った分析データを元に作業手順書を容易に作成することも可能ですから、効率化した業務のやり方を社内全体で共有したい時などにもこのツールは重宝するはずです。